(目次)第2部「邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~」

邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

1.サーチャーはいらない ~検索がすべてではない~

(1)邪魔な特許を潰すには、邪魔な特許の早期発見が第一の要点

(2)心配な特許が見つかった時は、まずは経過情報を調べる

(3)「邪魔な特許」を潰すために利用する特許庁の制度

(4)「潰す」ためには、先行技術文献調査が必須

(5)特許庁の審査における検索の実例

(6)サーチャーはいらない;検索スキルがすべてではない

(7)私の考える「邪魔な特許の潰し方」全体像

2.無効資料調査の前段階 ~無効資料調査に必要な知識~

(8)無効資料調査とは

(9)無効資料調査の前段階(1)その時点で有効な特許請求の範囲の確認

(10)無効資料調査の前段階(2)審査書類や審判書類の入手

(11)無効資料調査の前段階(3)発明の理解;請求範囲(権利範囲)の画定 その1

(12)無効資料調査の前段階(3)発明の理解;請求範囲(権利範囲)の画定 その2

(13)無効特許資料調査の前段階(4)潰すべき技術的範囲の特定 ~対比~

(14)無効特許資料調査の前段階(5)事業観点からの考察

 (15)無効資料調査の検索は出願前調査と基本的に同じだが、特有なことがある。

(16)「先行」技術とは? ~資料の公開日の証明~

(17)新規性欠如の考え方;上位概念と下位概念

(18)進歩性欠如の考え方:容易想到の論理構築

(19)進歩性欠如の考え方;数値限定発明(1)臨界的意義と別異の効果

(20)進歩性欠如の考え方;数値限定発明(2)有効数字と誤差

3.特許文献調査 ~検索作業と結果評価~

(21)特許文献調査 ~検索式の作成は、「特許分類」と「ワード」と「時期的範囲」との掛け合わせ~

(22)特許文献調査 ~難しいのは、検索でヒットした公報の評価~

(23)AI(人工知能)で特許文献調査は可能になるか?

4.無効資料が見つからない時、どうするか?

(24)無効資料調査;”下位概念で潰す” ~公然実施の商品をさがす~

(25)無効資料調査 出願テクニックに対抗する ~異質の効果と用途発明~

(26)無効資料調査 検索できない非テキスト情報 ~図表、写真~

(27)無効資料調査 ~審査情報・審判情報を調査する~

(28)無効資料調査 ~周辺特許と周辺情報の調査~

(29)無効資料調査 ~海外特許資料調査~

 (30) 無効資料調査 ~非特許文献資料調査~

(31)パラメータ特許を潰す ~推認と実験成績証明書~ 推認

(32)パラメータ特許を潰す ~推認と実験成績証明書~ 実験成績証明書

(33)無効資料調査 ~無効資料を見つけた後にすること~ ”訂正を考慮する”

5.明細書の不備を突く

(34)明細書の不備を突く ~実施可能要件違反(1)~

(35)明細書の不備を突く ~実施可能要件違反(2)~

  (36)明細書の不備を突く ~サポート要件違反(1)~

  (37)明細書の不備を突く ~サポート要件違反(2)~

(38)明細書の不備を突く ~実施可能要件とサポート要件との関係~

6.情報提供

(39)特許侵害を未然に防ぐための情報提供(1)

(40)特許侵害を未然に防ぐための情報提供(2)

(41)特許侵害を未然に防ぐための情報提供 ~出願人の後出しデータは認められるか(1)~ 

(42)特許侵害を未然に防ぐための情報提供 ~出願人の後出しデータは認められるか(2)~ 

(43)不運にも邪魔な特許を潰せなかった場合に備えて(1)先使用権による抗弁

 (44)不運にも邪魔な特許を潰せなかった場合に備えて(2)特許不実施の主張