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特許権、不安定さが内在する権利

(49)特許を巡る争いの事例;ワイン容器詰め方法特許

オーストラリアの企業、バロークス  プロプライアタリー  リミテッド社のワイン容器詰め方法特許第3668240号は、「アルミニウム缶内にワインをパッケージングする方法」に関する特許である。同社は、大和製罐、モンデ酒造、伊藤忠食品およびセブン...
邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

【5】特許庁の審査における検索の実例

特許庁の審査において、先行技術文献調査として、外部機関に外注した検索報告書が利用されている。検索報告書は公開されており、検索式や検索結果を知ることできる。検索の実例として、特許第6113986号を取り上げる。特許庁の審査における特許検索の実...
特許権、不安定さが内在する権利

(48)特許を巡る争いの事例;豆乳発酵飲料特許

サッポロビール株式会社の特許第5622879号「豆乳発酵飲料及びその製造方法」は、ペクチン及び大豆多糖類を含有するなどを技術的特徴とする特許。キッコーマンが無効審判請求し、サッポロビールは請求範囲の訂正をして対抗したが、「進歩性」が欠如して...
邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

【4】「潰す」ためには、先行技術文献調査が必須

邪魔な特許を「潰す」ためには、拒絶あるいは無効とすべき理由を見つけることが必要で、基本となるのは新規性欠如や進歩性欠如の理由があるかどうかである。新規性や進歩性は、先行技術文献との対比によって判断されるので、特許技術に関連する文献を見つける...
特許権、不安定さが内在する権利

(47)特許を巡る争いの事例;ビール風味ノンアルコール飲料特許

アサヒビール株式会社の特許第6042490号は、発酵米エキスの含有を特徴とする非発酵ビール風味ノンアル飲料の特許。個人名で異議申立てされたが、アサヒビールは権利範囲の訂正をしなかった。審理の結果、請求項1と請求項3~9は取り消されたが、「発...
邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

【3】「邪魔な特許」を潰すために利用する特許庁の制度

「邪魔な特許」が見つかった時に、潰すために利用できる特許庁の制度は、「情報提供制度」、「異議申立制度」、および「無効審判制度」である。「邪魔な特許」と思われる特許が見つかった時にどうするか?教科書的には、特許の審査状況や権利状況の調査、特許...
特許権、不安定さが内在する権利

(46)特許を巡る争いの事例;難消化性飲料特許

キリンビバレッジ株式会社の特許第5989560号「難消化性デキストリン含有容器詰め飲料およ びその製造方法」は、キリンの「メッツコーラ」関連特許。個人名で異議申立されたがキリンは、権利範囲を狭める訂正を行い、その結果、権利維持された。特許抗...
邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

【2】心配な特許が見つかった時は、まずは経過情報を調べる。

公開公報や特許公報の検索で、抵触する懸念があると思われる「要注意特許」が見つかった場合、どうするか?見つかった「要注意特許」が、本当に「邪魔な特許」、事業の運営(製造、販売等)の障害となる特許かどうかの判断が必要になるが、まずは、以下を確認...
特許権、不安定さが内在する権利

(45)特許を巡る争いの事例;ニンジン含有飲料特許

カゴメ株式会社の特許第5914743号は、ニンジン含有飲料の呈味向上方法に関する発明で、早期審査で特許査定になった。伊藤園は異議申立てしたが、カゴメは権利範囲を狭める対応をし、その結果、特許庁は取り消すべき理由がないとして申立ては却下され、...
邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

【1】邪魔な特許を潰すには、邪魔な特許の「早期発見」が第一の要点

邪魔になる特許を潰すためには、無効資料調査、それもそのスキルが一番大事のように思われているのではないか。しかし、「潰す」には、まずは、「邪魔な特許」を見つけていることが前提になる。「潰す」ための第一の要点は、実は事業の障害となりそうな特許の...
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