訴訟

邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

【37】明細書の不備を突く ~サポート要件違反(2)判例~

(37)明細書の不備を突く ~サポート要件違反(2)~サポート要件の理解のために、食品特許(特許第5813262号)における判例を紹介する(平成29年(行ケ)第10129号 特許取消決定取消請求事件)異議申立においてサポート要件違反で取消さ...
特許権、不安定さが内在する権利

特許を巡る争い<7>サッポロホールディングス・豆乳発酵飲料特許

サッポロホールディングス株式会社の特許第5622879号「豆乳発酵飲料及びその製造方法」は、キッコーマンによる無効審判請求で無効となり、サッポロホールディングスはこの審決を不服として知財高裁に提訴していた。裁判で、サッポロは、先行技術との4...
特許権、不安定さが内在する権利

(49)特許を巡る争いの事例;ワイン容器詰め方法特許

オーストラリアの企業、バロークス  プロプライアタリー  リミテッド社のワイン容器詰め方法特許第3668240号は、「アルミニウム缶内にワインをパッケージングする方法」に関する特許である。同社は、大和製罐、モンデ酒造、伊藤忠食品およびセブン...
特許権、不安定さが内在する権利

(42)訴訟の事例1;トマト含有飲料特許

カゴメは、伊藤園の特許第5189667号「トマト含有飲料及びその製造方法、並びに、トマト含有飲料の酸味抑制方法」の無効審判を起こしたが不成功、そこで知財高裁に無効審判の取消をもとめ上告し、勝訴。しかし、伊藤園が上告したため、決着はついていな...
特許権、不安定さが内在する権利

(37)異議申立の事例2;ノンアルコール・ビールテイスト飲料特許

早期審査によって特許査定され、その後異議申立てされたが、請求項の訂正を行って請求範囲を狭め、権利維持された事例として、キリン株式会社の特許第5788566号「低アルコールのノンアルコールビールテイスト飲料」がある。異議申立てされたが、請求項...
特許権、不安定さが内在する権利

(34)特許侵害者を攻めるための制度

争いになった場合に特許権を行使するための方法は「訴訟」である。特許権侵害訴訟は、東京地裁または大阪地裁に提訴するよう定められており、まず「侵害」の有無について審理され、「侵害」が認められた場合に「損害額」が審理される。控訴審は知的財産高等裁...
特許権、不安定さが内在する権利

(33)特許審査の現状 ~特許権はそんなに不安定な権利か~

(33)特許審査の現状 ~特許権はそんなに不安定な権利か~特許査定された特許のうち、争って無効とされる確率は1%以下である。しかし、10年前よりも特許になる率(査定率)の大幅な上昇や、公開前に審査が終了する早期審査制度を利用する件数の上昇は...
特許権、不安定さが内在する権利

(22)特許権行使の制約要因;労力、時間、費用

自社の特許権が侵害されているのを発見しても、相手方に警告するまでには様々な検討が必要であり、すぐに権利行使できるわけではない。訴訟を起こしても、実際に差止請求権や損害賠償権を行使できるようになるまでには、かなりの時間・費用を要する。特許権の...
特許権、不安定さが内在する権利

(21)特許戦争の実態

裁判所での訴訟件数は顕著に増加していないが、特許権の有効性・無効性を争う特許庁での特許異議申立の審理件数からは特許を巡る企業間の争いは一段と熱を帯びてきているように見える。特許権を巡る企業間の抗争は、「下町ロケット」の題材である。より専門的...
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