異議申し立て

特許権、不安定さが内在する権利

(50)特許を巡る争いの事例;トマト含有調味料特許

花王株式会社の特許5981135号「トマト含有調味料」は、うまみアミノ酸で「アスパラギン酸」を「特定量」配合して、ケチャップなどの製造工程における風味変化を抑制する方法に関する特許。異議申立され、花王は特許請求の範囲を訂正したが、特定量全般...
特許権、不安定さが内在する権利

(47)特許を巡る争いの事例;ビール風味ノンアルコール飲料特許

アサヒビール株式会社の特許第6042490号は、発酵米エキスの含有を特徴とする非発酵ビール風味ノンアル飲料の特許。個人名で異議申立てされたが、アサヒビールは権利範囲の訂正をしなかった。審理の結果、請求項1と請求項3~9は取り消されたが、「発...
邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

【3】「邪魔な特許」を潰すために利用する特許庁の制度

「邪魔な特許」が見つかった時に、潰すために利用できる特許庁の制度は、「情報提供制度」、「異議申立制度」、および「無効審判制度」である。「邪魔な特許」と思われる特許が見つかった時にどうするか?教科書的には、特許の審査状況や権利状況の調査、特許...
特許権、不安定さが内在する権利

(46)特許を巡る争いの事例;難消化性飲料特許

キリンビバレッジ株式会社の特許第5989560号「難消化性デキストリン含有容器詰め飲料およ びその製造方法」は、キリンの「メッツコーラ」関連特許。個人名で異議申立されたがキリンは、権利範囲を狭める訂正を行い、その結果、権利維持された。特許抗...
特許権、不安定さが内在する権利

(45)特許を巡る争いの事例;ニンジン含有飲料特許

カゴメ株式会社の特許第5914743号は、ニンジン含有飲料の呈味向上方法に関する発明で、早期審査で特許査定になった。伊藤園は異議申立てしたが、カゴメは権利範囲を狭める対応をし、その結果、特許庁は取り消すべき理由がないとして申立ては却下され、...
特許権、不安定さが内在する権利

(37)異議申立の事例2;ノンアルコール・ビールテイスト飲料特許

早期審査によって特許査定され、その後異議申立てされたが、請求項の訂正を行って請求範囲を狭め、権利維持された事例として、キリン株式会社の特許第5788566号「低アルコールのノンアルコールビールテイスト飲料」がある。異議申立てされたが、請求項...
特許権、不安定さが内在する権利

(36)異議申立の事例1;パスタソース特許

異議申立の事例として、キユーピー株式会社の特許第5700507号「容器詰めタラコ含有ソース」がある。日本水産などが異議申立てしたが、権利維持された。パスタソースの製造で実施されている特許である。異議申立の事例として、キユーピー株式会社の特許...
特許権、不安定さが内在する権利

(35)特許侵害を巡る攻防 ~侵害から身を守るために使える制度~

事業の障害になり得る特許が出願された場合に取りうる対抗手段は3つある。審査段階では情報提供制度を利用した特許付与阻止、特許付与後は、異議申立(審査結果に対して異議を申し立てる)と無効審判(特許とすべきでない発明に対して付与された特許権を無効...
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