特許権、不安定さが内在する権利

特許権、不安定さが内在する権利

(40)判定請求の事例1;梅酒様飲料特許

伊藤園の特許第5679598号「容器詰果汁含有飲料」は、ウメ果汁を含有する飲料特許だが、伊藤園は、チョーヤ梅酒株式会社の期間限定のある製品に対して権利範囲に入るかどうかの判定請求を行った。3回の判定請求はいずれも権利範囲に入るという判定だっ...
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(39)無効審判の事例2;炭酸飲料特許

(39)無効審判の事例2;炭酸飲料特許三栄源エフ・エフ・アイは、高甘味度甘味料スクラロースの市場占有化の手段として、スクラロースの用途特許取得を行ってきた。最近、占有的な市場に参入するために、無効審判がいくつか起こされている。無効となった特...
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(38)無効審判の事例1;減塩醤油特許

無効審判の事例として、花王の特許第4340581号「減塩醤油類」を紹介する。キッコーマンは無効審判で無効にできなかったので、知財高裁に出訴し、無効と判決された。しかし、花王は、権利範囲を狭める訂正を行い、無効となるのを免れた。本特許は、以下...
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(37)異議申立の事例2;ノンアルコール・ビールテイスト飲料特許

早期審査によって特許査定され、その後異議申立てされたが、請求項の訂正を行って請求範囲を狭め、権利維持された事例として、キリン株式会社の特許第5788566号「低アルコールのノンアルコールビールテイスト飲料」がある。異議申立てされたが、請求項...
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(36)異議申立の事例1;パスタソース特許

異議申立の事例として、キユーピー株式会社の特許第5700507号「容器詰めタラコ含有ソース」がある。日本水産などが異議申立てしたが、権利維持された。パスタソースの製造で実施されている特許である。異議申立の事例として、キユーピー株式会社の特許...
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(35)特許侵害を巡る攻防 ~侵害から身を守るために使える制度~

事業の障害になり得る特許が出願された場合に取りうる対抗手段は3つある。審査段階では情報提供制度を利用した特許付与阻止、特許付与後は、異議申立(審査結果に対して異議を申し立てる)と無効審判(特許とすべきでない発明に対して付与された特許権を無効...
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(34)特許侵害者を攻めるための制度

争いになった場合に特許権を行使するための方法は「訴訟」である。特許権侵害訴訟は、東京地裁または大阪地裁に提訴するよう定められており、まず「侵害」の有無について審理され、「侵害」が認められた場合に「損害額」が審理される。控訴審は知的財産高等裁...
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(33)特許審査の現状 ~特許権はそんなに不安定な権利か~

(33)特許審査の現状 ~特許権はそんなに不安定な権利か~特許査定された特許のうち、争って無効とされる確率は1%以下である。しかし、10年前よりも特許になる率(査定率)の大幅な上昇や、公開前に審査が終了する早期審査制度を利用する件数の上昇は...
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(32)特許権の不安定さを生む要因 その7;出願テクニック

広く、強い特許を出願するための指南書が多数出されているが、一般的には審査における最重要ポイントは「進歩性」をクリアすること、「新規な」「異質な」効果が主張できれば特許性が高まる。特許出願の指南書が多数出版されている。また、セミナーも頻繁に企...
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(31)特許権の不安定さを生む要因 その6;均等論による権利範囲の拡大

特許権が及ぶ権利範囲(技術的範囲)は、「請求項」に記載された構成要件の文言によって定められ、特許侵害の判断は、構成要件の文言と一致しているかで判断される。ただし、文言不一致の場合でも、特許権が及ぶ技術的範囲の拡張を認める理論(均等論)に基づ...
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