特許侵害

特許権、不安定さが内在する権利

(54)特許を巡る争いの事例;サントリー炭酸飲料特許

サントリーの特許第6109437号は、天然甘味料成分レバウディオサイド(Reb)の含有比を調節することによって、コーラ等の炭酸飲料の泡⽴ちを抑制する⽅法に関する特許。異議申立されたが、比較対照飲料のReb含量を明記し、Reb含量の数値範囲を...
特許権、不安定さが内在する権利

(40)判定請求の事例1;梅酒様飲料特許

伊藤園の特許第5679598号「容器詰果汁含有飲料」は、ウメ果汁を含有する飲料特許だが、伊藤園は、チョーヤ梅酒株式会社の期間限定のある製品に対して権利範囲に入るかどうかの判定請求を行った。3回の判定請求はいずれも権利範囲に入るという判定だっ...
特許権、不安定さが内在する権利

(35)特許侵害を巡る攻防 ~侵害から身を守るために使える制度~

事業の障害になり得る特許が出願された場合に取りうる対抗手段は3つある。審査段階では情報提供制度を利用した特許付与阻止、特許付与後は、異議申立(審査結果に対して異議を申し立てる)と無効審判(特許とすべきでない発明に対して付与された特許権を無効...
特許権、不安定さが内在する権利

(34)特許侵害者を攻めるための制度

争いになった場合に特許権を行使するための方法は「訴訟」である。特許権侵害訴訟は、東京地裁または大阪地裁に提訴するよう定められており、まず「侵害」の有無について審理され、「侵害」が認められた場合に「損害額」が審理される。控訴審は知的財産高等裁...
特許権、不安定さが内在する権利

(23)特許権行使の制約要因;無効の抗弁と訂正

特許侵害訴訟では、訴えられた側は特許権無効の主張(無効の抗弁)で対抗する。特許が無効になれば、権利行使できない。一方、特許権者は、権利内容の「訂正」によって、無効を回避することを考える。特許権を巡る争いは、通常の訴訟と比べ、複雑な様相を呈す...
特許権、不安定さが内在する権利

(22)特許権行使の制約要因;労力、時間、費用

自社の特許権が侵害されているのを発見しても、相手方に警告するまでには様々な検討が必要であり、すぐに権利行使できるわけではない。訴訟を起こしても、実際に差止請求権や損害賠償権を行使できるようになるまでには、かなりの時間・費用を要する。特許権の...
1.2.「特許権」をどう利用するか?~権利行使の考え方~

(17)特許侵害を回避するための特許 ~「楯」となるディフェンシブ特許~

特許侵害から身を守るための「楯」として、特許を防衛目的で出願したり、権利化していくディフェンシブ特許の戦略は、攻める武器として特許権を活用する戦略と同じように重要になってきている。「楯」特許は、侵害回避だけでなく、交渉時の材料として活用され...
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