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特許権、不安定さが内在する権利

(24)特許権取得のプロセス ~特許審査制度~

特許権は、特許庁に特許出願し、審査請求の手続きを行って審査を受け、審査の結果、「拒絶の理由を発見しない」と判断されれば「特許査定」を受けることができ、特許料支払い、特許原簿設定登録の手続きを経て、権利行使できるようになる。なぜ特許権は不安定...
特許権、不安定さが内在する権利

(23)特許権行使の制約要因;無効の抗弁と訂正

特許侵害訴訟では、訴えられた側は特許権無効の主張(無効の抗弁)で対抗する。特許が無効になれば、権利行使できない。一方、特許権者は、権利内容の「訂正」によって、無効を回避することを考える。特許権を巡る争いは、通常の訴訟と比べ、複雑な様相を呈す...
特許権、不安定さが内在する権利

(22)特許権行使の制約要因;労力、時間、費用

自社の特許権が侵害されているのを発見しても、相手方に警告するまでには様々な検討が必要であり、すぐに権利行使できるわけではない。訴訟を起こしても、実際に差止請求権や損害賠償権を行使できるようになるまでには、かなりの時間・費用を要する。特許権の...
特許権、不安定さが内在する権利

(21)特許戦争の実態

裁判所での訴訟件数は顕著に増加していないが、特許権の有効性・無効性を争う特許庁での特許異議申立の審理件数からは特許を巡る企業間の争いは一段と熱を帯びてきているように見える。特許権を巡る企業間の抗争は、「下町ロケット」の題材である。より専門的...
1.2.「特許権」をどう利用するか?~権利行使の考え方~

(20)特許権を行使するための費用は高いか、安いか?

特許権を権利行使するために必須の費用は、特許権取得費用と、特許権維持費用とであり、いずれも特許庁に支払う。特許の専門家の弁理士に依頼して出願した場合、さらに弁理士費用がかかる。費用は、特許権から直接的に得られるライセンス収入や事業収益だけで...
1.2.「特許権」をどう利用するか?~権利行使の考え方~

(19)パテントトロールに対抗する;社外資源を利用した無効化調査

パテント・トロールに対抗する最も有効な方法は、問題の特許を無効化することである。無効化のためには、特許が無効であることを示す証拠(無効資料)を見つけることが必要になる。米国では、有効な無効資料を見つけるために、報奨金を支払って、公開で無効資...
1.2.「特許権」をどう利用するか?~権利行使の考え方~

(18)特許発明の実施を目的としない特許保有;パテント・トロール(PAE)

特許発明の実施を目的とせず、高額なロイヤルティー(ライセンス料)や和解金を得ることを目的として特許を保有する者(パテント・トロール、PAE)に対して、米国では様々な対策が打たれてきた。日本においても、同様な問題が起こることが懸念されており、...
1.2.「特許権」をどう利用するか?~権利行使の考え方~

(17)特許侵害を回避するための特許 ~「楯」となるディフェンシブ特許~

特許侵害から身を守るための「楯」として、特許を防衛目的で出願したり、権利化していくディフェンシブ特許の戦略は、攻める武器として特許権を活用する戦略と同じように重要になってきている。「楯」特許は、侵害回避だけでなく、交渉時の材料として活用され...
1.2.「特許権」をどう利用するか?~権利行使の考え方~

(16)市場優位性確保のための特許戦術;2.標準必須特許による市場支配

自社特許技術を、市場の標準技術として認めさせることによって、市場優位性を確保しようする特許戦略(「標準必須特許」)は、特許権を切り口として市場を支配する方法と強力である。しかし、問題点も指摘されており、権利行使が制限される方向にある。「標準...
1.2.「特許権」をどう利用するか?~権利行使の考え方~

(15)市場優位性確保のための特許戦術;1.パテントプールとクロスライセンス

自社特許技術の実用化にあたって、競合他社の特許も実施に必要な場合には、クロスライセンスやパテントプールといった相互実施許諾の形の契約が検討される。金銭的や技術開発上のメリットなども期待できる。特許権を事業に活用していく伝統的な考え方は、独占...
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