2018-09

邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

【7】私の考える「邪魔な特許の潰し方」全体像

「邪魔な特許」が見つかった時には、特許請求の範囲と侵害懸念のある商品や技術との対比を行い、特許の技術的範囲に属するか否かの判定を行い、侵害リスクが本当にあることを確認する。次いで、無効資料調査や訂正・補正の可能性の検討を行って、特許を無効化...
特許権、不安定さが内在する権利

(50)特許を巡る争いの事例;トマト含有調味料特許

花王株式会社の特許5981135号「トマト含有調味料」は、うまみアミノ酸で「アスパラギン酸」を「特定量」配合して、ケチャップなどの製造工程における風味変化を抑制する方法に関する特許。異議申立され、花王は特許請求の範囲を訂正したが、特定量全般...
邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

【6】サーチャーはいらない;検索スキルがすべてではない

「無効資料調査」においても「検索スキル」は大事だが、特許を潰せる論理を構築する力、論理を検索式に落とし込んで検索する力や、ヒットした資料文献を評価(スクリーニング)する力が重要で、それらは、「新規性」や「進歩性」についての審査実務の理解度と...
特許権、不安定さが内在する権利

(49)特許を巡る争いの事例;ワイン容器詰め方法特許

オーストラリアの企業、バロークス  プロプライアタリー  リミテッド社のワイン容器詰め方法特許第3668240号は、「アルミニウム缶内にワインをパッケージングする方法」に関する特許である。同社は、大和製罐、モンデ酒造、伊藤忠食品およびセブン...
邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

【5】特許庁の審査における検索の実例

特許庁の審査において、先行技術文献調査として、外部機関に外注した検索報告書が利用されている。検索報告書は公開されており、検索式や検索結果を知ることできる。検索の実例として、特許第6113986号を取り上げる。特許庁の審査における特許検索の実...
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