2018-08

特許権、不安定さが内在する権利

(48)特許を巡る争いの事例;豆乳発酵飲料特許

サッポロビール株式会社の特許第5622879号「豆乳発酵飲料及びその製造方法」は、ペクチン及び大豆多糖類を含有するなどを技術的特徴とする特許。キッコーマンが無効審判請求し、サッポロビールは請求範囲の訂正をして対抗したが、「進歩性」が欠如して...
邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

【4】「潰す」ためには、先行技術文献調査が必須

邪魔な特許を「潰す」ためには、拒絶あるいは無効とすべき理由を見つけることが必要で、基本となるのは新規性欠如や進歩性欠如の理由があるかどうかである。新規性や進歩性は、先行技術文献との対比によって判断されるので、特許技術に関連する文献を見つける...
特許権、不安定さが内在する権利

(47)特許を巡る争いの事例;ビール風味ノンアルコール飲料特許

アサヒビール株式会社の特許第6042490号は、発酵米エキスの含有を特徴とする非発酵ビール風味ノンアル飲料の特許。個人名で異議申立てされたが、アサヒビールは権利範囲の訂正をしなかった。審理の結果、請求項1と請求項3~9は取り消されたが、「発...
邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

【3】「邪魔な特許」を潰すために利用する特許庁の制度

「邪魔な特許」が見つかった時に、潰すために利用できる特許庁の制度は、「情報提供制度」、「異議申立制度」、および「無効審判制度」である。「邪魔な特許」と思われる特許が見つかった時にどうするか?教科書的には、特許の審査状況や権利状況の調査、特許...
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