審査基準

邪魔な特許の潰し方 ~無効資料調査と情報提供~

【12】無効資料調査の前段階(3)発明の理解;請求範囲(権利範囲)の画定 その2

2.特定の表現を有する請求項の文言解釈(i) 作用、機能、性質又は特性を用いて物を特定しようとする記載や、(ii) 物の用途を用いてその物を特定しようとする記載がある場合、請求項中にそうした記載があったとしても、それらの記載がその物を特定す...
特許権、不安定さが内在する権利

(29)特許権の不安定さを生む要因 その4;各国による審査基準の違い ~食品用途特許~

技術開発の成果の十分な保護を図る目的で、審査基準が大きく改訂された例が食品の用途発明の扱い。公知食品の用途特許は、従来は新規性無しとされていたが、認められ得るように変わった。しかし、主要国では認められていない。「特許・実用新案審査基準」の冒...
特許権、不安定さが内在する権利

(28)特許権の不安定さを生む要因 その3;審査基準は変更される

特許庁の審査基準は、技術開発成果の十分な保護推進や法改正などに応じて、都度、変更されるものである。裁判所の判決によって審査基準が改訂された例に、プロダクト・バイ・プロセス形式の発明があり、最高裁判決を受けて、より厳格に審査されるようになった...
特許権、不安定さが内在する権利

(27)特許権の不安定さを生む要因 その2;審査での裁量幅(進歩性判断)

「進歩性」は、審査官が当業者が先行技術をもとに容易に考え付けたかどうかを総合的に判断して決定されるが、容易に考え付けたかどうかの論理付けには、いくつかの先行文献の中から審査官が適切なものを採否するが、その採否には審査官の個人差が生じ得る余地...
特許権、不安定さが内在する権利

(26)特許権の不安定さを生む要因 その1;新規性判断

発明技術の「新規性」は、先行技術と対比して、相違点があるかどうかで判断される。先行技術調査が不適切であったり、発明技術や先行技術の理解が不十分であると、誤って判断されるリスクがある。発明した技術を「特許」として認めてもらうためには、特許庁に...
特許権、不安定さが内在する権利

(25)特許性とはなにか? ~新規性、進歩性、産業上の利用可能性~

発明を特許として認めてもらうためには、特許庁の審査を受けなければならない。審査のポイントは、当該発明の新規性と進歩性の有無である。先行技術調査によって見つかった先行技術と、当該発明とを対比することによって、特許性が判断される。発明が特許とし...
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