日本

特許権、不安定さが内在する権利

(29)特許権の不安定さを生む要因 その4;各国による審査基準の違い ~食品用途特許~

技術開発の成果の十分な保護を図る目的で、審査基準が大きく改訂された例が食品の用途発明の扱い。公知食品の用途特許は、従来は新規性無しとされていたが、認められ得るように変わった。しかし、主要国では認められていない。「特許・実用新案審査基準」の冒...
1.2.「特許権」をどう利用するか?~権利行使の考え方~

(18)特許発明の実施を目的としない特許保有;パテント・トロール(PAE)

特許発明の実施を目的とせず、高額なロイヤルティー(ライセンス料)や和解金を得ることを目的として特許を保有する者(パテント・トロール、PAE)に対して、米国では様々な対策が打たれてきた。日本においても、同様な問題が起こることが懸念されており、...
1-1. 「特許権」でなにが得られるか?

(4)日本の「特許制度」の歴史

日本では、明治18年(1885年)に公布された「専売特許条例」によって、特許制度が導入された。「特許」という用語は、この法令で初めて使用されたもので、特許は新規な技術に認められること、「専売」できる期間は、特許証の日付から15年であった。特...
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