2.特許戦争の背景~不安定さが内在する特許権~

特許権、不安定さが内在する権利

(23)特許権行使の制約要因;無効の抗弁と訂正

特許侵害訴訟では、訴えられた側は特許権無効の主張(無効の抗弁)で対抗する。特許が無効になれば、権利行使できない。一方、特許権者は、権利内容の「訂正」によって、無効を回避することを考える。特許権を巡る争いは、通常の訴訟と比べ、複雑な様相を呈す...
特許権、不安定さが内在する権利

(22)特許権行使の制約要因;労力、時間、費用

自社の特許権が侵害されているのを発見しても、相手方に警告するまでには様々な検討が必要であり、すぐに権利行使できるわけではない。訴訟を起こしても、実際に差止請求権や損害賠償権を行使できるようになるまでには、かなりの時間・費用を要する。特許権の...
特許権、不安定さが内在する権利

(21)特許戦争の実態

裁判所での訴訟件数は顕著に増加していないが、特許権の有効性・無効性を争う特許庁での特許異議申立の審理件数からは特許を巡る企業間の争いは一段と熱を帯びてきているように見える。特許権を巡る企業間の抗争は、「下町ロケット」の題材である。より専門的...
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